クラウドファンディングのMakuakeで超薄型のワイヤレス メカニカルキーボード「Taptek」の販売に向けて支援者を募集中です。2017年に香港で設立されたVinpok(ビンポック)というスタートアップ企業が立ち上げました。
タイピングが楽しくなるマイ・キーボード!超薄型ワイヤレスメカニカルTaptek – Makuake
Taptekのコンセプト
持ち運べるほどコンパクトで重さが苦にならない、どこでも使えるメカニカルキーボード、ということのようです。
昨今は利用するデバイスやシーンが多様化しています。
たとえば、オフィスでMacに接続したキーボードを利用し、外出先のカフェでiPadにBluetooth接続のキーボードでメールを打ち、仕事が終わって帰宅したあとにWindows PCでゲームをやるためにメカニカルキーボードを利用する、といった具合です。
利用するキーボードごとに、キー配列を覚えたり、キーのタッチが異なるため、それらをすべて1つのメカニカルキーボード「Taptek」で解決しよう、というアプローチのようです。
メカニカルキーボードの打ち心地
メカニカルキーボードはその構造上、どうしても高さが出てしまいます。
【一般的なメカニカルキーボードの高さの例】
なぜ高さが出てしまうのか、機構の仕組みはこちらの解説 キーボードはどこが違う?価格と性能 が非常にわかりやすいです。
「Taptek」のプロダクト開発では、いかにコンパクトにして、メカニカルキーボードのしっかりとした打ち心地を両立させるか、といった点が大変だったようです。
適度で心地よいオリジナル青軸の打鍵音
青軸は、キーを押したときに「カチッ!」という音が鳴るようになっています。
どこでも持ち運んで使える、というTaptekのコンセプトを実現するために、音を適度に抑えた(明記はされていませんがそのような解釈であっていると思います)オリジナルの青軸を開発したようです。
【Taptekの打鍵音】
【一般的な青軸の打鍵音】
動画で聞きくらべてみると、Taptekが若干静かに思えますね。ですが、やはり青軸なのでカチカチ音が鳴るため、図書館のような静かな場所では利用を控えたほうがよさそうです。